東京~埼玉~群馬を直結する国道17号の壮大なバイパス計画。新大宮バイパスから前橋方面へつながる予定ですが、現在どこまで工事が進んでいるのでしょうか。
壮大なバイパス計画 現状は
JR高崎線の道路版とも言える、国道17号。新大宮バイパスを皮切りにバイパス道路が着々と作られて、都心から埼玉県北部方面への大動脈になろうとしています。
ところで、この国道17号バイパス、群馬県内までつながっておらず、圏央道に達してプッツリと終わっています。ここから先はいつになったら完成するのでしょうか。
国道17号は東京都内から、最終的に新潟市まで至る路線です。長距離移動は関越道が担っていますが、地域のネットワークとして、生活交通と混在してパンク状態にある現道の課題を解決するため、首都圏では容量の大きな広いバイパス道路が計画・建設されており、東京~埼玉~群馬がひとつのバイパスでつながる計画になっています。
事業工区ごとにそれぞれバイパスの名称が付けられています。都内から順番に見ていきましょう。
●新大宮バイパス【4車線化が未完成】
練馬区北町の川越街道(国道254号)から北へ伸び、首都高池袋線(5号)、埼玉大宮線(S5号)の下道として、JR埼京線の西側を北上し、大宮エリアまで到達します。
大半が片側2車線(全4車線)以上で、荒川を渡る区間では片側4車線が確保されています。しかし、都内区間の練馬北町~赤塚ではまだ片側1車線(全2車線)の暫定開通となっており、ボトルネック状態で渋滞が頻発しています。
この都内区間の4車線化については、南から直通する都市計画道路「補助第36号線」の4車線完成に合わせて実施するとしています。池袋駅方面から「要町通り」として西進する道路は、平和台で環八通りと交差し、練馬北町で新大宮バイパスに直結。都心とのアクセスを担う動脈として、各所で整備工事が進んでいます。
●上尾道路【4車線化が未完成】
国道16号西大宮バイパスと接続する「宮前IC」からさらに北へ伸び、上尾市・桶川市へ伸びるのが上尾道路です。
首都高埼玉大宮線を延伸する「新大宮上尾道路」の計画も進んでおり、道路の中央部は高架橋を通すスペースが確保されていて、上尾道路はさしずめ「側道」といった雰囲気です。
その上尾道路、最初は片側2車線ですが、上尾市から桶川市へ入る一部区間ではまだ片側1車線の暫定開通状態です。そのあと片側2車線に戻り、圏央道の桶川北本ICに接続して終わります。
暫定開通区間は、用地取得が「あと1%」というところで長年止まっています。関東地方整備局によると「未買収用地が共有地のため関係者が多く、調整に時間を要している」とのことです。
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