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Monday, March 25, 2024

花粉情報2024 ことしは飛散量が急増する日も ピークも早まる可能性が!今後の予測は? - nhk.or.jp

「目がかゆい」「鼻がつまる」「くしゃみがとまらない」
花粉症の人にとってつらい季節がきました。

3月27日以降は、東京をはじめ、横浜市や前橋市など関東地方で、スギ花粉の飛散量が増える日が多くなる見込みです。

関東各地の花粉の飛散量についてまとめています。

【3月25日 記事更新】

水曜日以降は「多い」または「非常に多い」か

日本気象協会が3月25日午前7時に発表した花粉の飛散予測によりますと、関東地方は26日を除いて31日までの5日間は「多い」または「非常に多い」と見込まれています。

東京、横浜、埼玉県熊谷市、千葉県銚子市、水戸市、宇都宮市、前橋市の花粉の飛散予測を見ていくと、26日火曜日は「やや多い」と見込まれています。

ただ27日から31日までの5日間は、29日が「多い」と予想され、それ以外の4日間は各地で「非常に多い」と予想されています。

花粉のピーク予測

2月21日時点の予測によりますと、東京のスギ花粉の飛散のピークは3月上旬から下旬にかけ、その後、ヒノキ花粉の飛散のピークが3月下旬から4月中旬となるとみられています。

専門家 “飛散開始が予測より少し早くなっている”

季節外れの暖かさは、スギ花粉の飛散にどのような影響を与えているのか。

花粉の飛散量を研究している森林研究・整備機構森林総合研究所植生管理研究室の倉本惠生室長は、次のように指摘しています。

森林研究・整備機構森林総合研究所植生管理研究室 倉本惠生 室長
「ことしは、シーズン全体の飛散量は大変多かった去年と比べると少ないものの、飛散の開始時期は少し早くなるという予測だったが、地域によっては飛散開始が予測より少し早くなっているとみられる」

そのうえで、次のように話していました。

森林研究・整備機構森林総合研究所植生管理研究室 倉本惠生 室長
「シーズンを通した飛散量には、花の芽が作られる前の年の夏頃の気象条件が大きく関わっているが、花粉の飛散がいつ始まるかは、冬の寒さがある程度続いたあと花が開く時期にどれくらい暖かくなるかで決まるとされていて、最高気温が15度から20度くらいになると、スギ花粉の飛散量が多くなるという報告がある。ことしは、寒い日が続いたあとに急に気温が上がったので、もう咲く時期だと花芽が感知して開いてしまい、花粉の飛散が本格化するまでの期間が短くなるかもしれないので、早めの準備が大切だ」

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