8日、東京を含め関東で雪の予報が出ています。いつ、どれくらい降るのでしょうか。気象予報士の藤枝知行さんに聞きます。
■関東の広い範囲で…「雪」や「みぞれ」に
最新の雪の予想を確認していきます。
あす8日の関東地方の天気分布図です。白が「雪」、緑が「みぞれ」、青が「雨」を示しています。
午前5時の時点で、関東北部の山沿いや西部の山沿いで雪、平野部でもみぞれが予想されています。
そして午前6時の時点でも、関東の広い範囲で雪やみぞれとなりそうです。
そして午前7時。通勤・通学の時間帯になりますと、茨城のつくば周辺や、千葉の柏あたりでも雪になる予想です。
いつもですと、関東の雪は西部ほど降りやすいのですが、今回は関東東部の茨城や千葉ほど降水が強まるため、雨から雪に変わりやすい特徴があります。
7日午後5時時点で、千葉と茨城には「大雪注意報」が出ています。
■雪が降る時間は「朝」…積雪エリアは千葉・茨城
8日午前8時ごろには、茨城や千葉あたりで雪が積もるような所が出てきそうです。通勤・通学の時間帯で、車で移動する人も多いと思いますが、冬用タイヤの装着は必須となりそうです。
東京都心でも、みぞれが予想されています。
午前9時の予想です。
その後お昼にかけて、茨城や千葉に雨雲は残りますが、降るものは雪から雨に変わっていく見通しです。
8日のポイントをまとめます。
雪が降る時間は、朝の通勤・通学の時間になりそうです。特に茨城や千葉ほど雪に注意が必要と言えそうです。
■東京都心は積もりにくいが…「早めの行動を」
続いて、8日の朝、東京の空のイメージを見ていきます。
東京都心では、雪が降る時間は短く水分が多い雪になるため、積もりにくいと見られます。みぞれのような状態になりそうです。
ただ、雪が積もる茨城や千葉方面から乗り入れてくる鉄道は遅延、高速道路などは速度規制など、影響が出る可能性があります。
8日の朝は、「早めの行動」を心掛けていただきたいと思います。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年3月7日放送)
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