
初の弁明・質疑が行われた14日の参院政治倫理審査会で、自民党の世耕弘成前参院幹事長ら3人が、安倍派の政治資金パーティー裏金事件について説明した。キックバック(還流)が継続された経緯や、参院選の年に参院側のみ全額還流する仕組みに関し、世耕氏は「知らない」「わからない」との答弁を連発。実態解明は進まず、疑念は一層深まった。
「大幅に各人の認識が違っているわけではない」。世耕氏は政倫審で、2022年4月に安倍晋三元首相の指示でいったん中止を決めた還流がその後、継続された経緯を巡り、幹部間で認識に大きな隔たりはないと強調した。
3月1日の衆院政倫審では、安倍派の座長を務めた塩谷立元文部科学相は22年8月上旬の幹部協議で「今年に限って継続するのはしょうがないかなというような話し合いがなされた」と言及した。しかし、同派事務総長だった西村康稔前経済産業相は「8月上旬に議論したが結論は出なかった」と説明し、食い違いが生じたため問題視されている。
世耕氏は、協議は8月5日に開いたとしたうえで…
からの記事と詳細 ( 「知らない」連発の世耕氏 誰が、いつ…パー券還流継続、深まる疑念 - 毎日新聞 )
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