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Saturday, June 1, 2024

朝ドラ「虎に翼」制作統括・尾崎裕和さんロングインタビュー〈前編〉「いい作品を作れば見ていただけると信じています」 - iza(イザ!)

朝ドラ「虎に翼」制作統括・尾崎裕和さんロングインタビュー〈前編〉「いい作品を作れば見ていただけると信じています」 - iza(イザ!)

第35話の場面から。法服に身を包み、弁護士として法廷デビューした佐田寅子(伊藤沙莉)(C)NHK
第35話の場面から。法服に身を包み、弁護士として法廷デビューした佐田寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、制作統括を担当する同局の尾崎裕和さんがインタビューに応じ、スタートから約2カ月間の前半戦を振り返りながら、作品に込めた思いや裏話などについて語った。ドラマは6月3日から第10週「女の知恵は鼻の先?」が始まり、いよいよ「裁判官編」のスタート。尾崎さんは今後の見どころについて「主人公が裁判官として法律に向き合うなかで、新しく登場する法曹界の面々と対峙し、戦って乗り越えていくところ」などと話している。

日本初の女性弁護士、三淵嘉子さん(1914-1984)をモデルに、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ1人の女性の骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえる朝ドラ「虎に翼」。物語は第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第41~45話)まで進み、ヒロインの佐田寅子(伊藤沙莉)が使命感に燃え、ようやく日本初の女性弁護士の1人として働き始めたものの、さまざまな壁にぶち当たって挫折。戦争を経て父や兄、そして愛する夫を亡くし、家族を支えるために法曹界での再起を決意した。

気になる情報をチェック!

朝ドラ第110作。日本初の女性弁護士、三淵嘉子さん(1914~84)をモデルに再構成したオリジナル脚本で描く。日本史上初の女性法律家の実話に基づく骨太なストーリーと、事件や裁判が解決される爽快感を一緒に味わえる。

  • 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8時~8時15分(再放送)午後0時45分~1時、BS/BSプレミアム4K:月~金曜午前7時30分~7時45分(再放送)BS:土曜午前8時15分~9時30分/BSプレミアム4K:午前10時15分~11時30分
  • 【作(脚本)】吉田恵里香
  • 【音楽】森優太
  • 【主題歌】米津玄師「さよーならまたいつか!」
  • 【語り】尾野真千子

伊藤沙莉の現場での気配りに感謝

第40話の場面。出征する佐田優三(仲野太賀)を見送る猪爪家の面々(C)NHK
第40話の場面。出征する佐田優三(仲野太賀)を見送る猪爪家の面々(C)NHK

――このドラマをどのように作っていこうと思って始めたんでしょうか?

「企画の段階では、連続テレビ小説として半年間視聴者の人に見てもらえる題材、テーマについて、じっくりと考え、そのなかで三淵嘉子さんという魅力的な方に出会い、脚本をお願いした吉田恵里香さんと、どういう物語を紡いでいきましょうかと相談しながら進めました」

――今作からは、視聴率を意識したキャスティングや脚本の展開といったことをあまり感じません。視聴率は当然意識されていると思いますが、ドラマの内容との兼ね合いはどう考えていますか?

「いい作品、クオリティーの高い作品を作れば、皆さんに見ていただけると信じています。奇をてらう展開や、狙ったキャスティングというよりは、物語を紡いでいくなかで合う方をキャスティングして、吉田さんの描きたい物語やテーマを膨らませていく方向で作っています」

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2024-05-31 23:15:00Z
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