
藤井聡太八冠が叡王のタイトルを奪われ、八大タイトル独占が崩れたことについて、師匠の杉本昌隆八段は「今回の負けは、長い目で見て必ず新たな成長の1ページになる」と話しました。
杉本八段は叡王戦の対局を振り返り、「藤井が負けてしまったことは残念ではありますが、勝った伊藤さんがすばらしかったです」と話し、タイトルを奪った伊藤さんをたたえました。
敗れた藤井さんについては「最後にミスが出てしまい、『勝ちを逃した』という思いがあったと思います。これまでにも悔しい負け方をしたことは何度もありましたが、その負けを取り返すかのように成長していったのも事実です。今回の負けは、長い目で見て新たな成長の1ページになると思っています」と話しました。
また、今回藤井さんを破った伊藤さんについては「『おめでとう』というより『ありがとう』という気持ちがあります。藤井には長らく同世代のライバルがいませんでした。今回、同い年で藤井からタイトルを奪ったことで、この2人の戦いがこれから新たに始まります。その意味で、伊藤さんにお礼を言いたいです」と話しました。
そして、八大タイトル独占が崩れたことについては「タイトルは本来、取ったり取られたりするもので、1人が独占して持ち続けるというのは大変な重圧があったと思います。八冠を一度達成したという記録は変わりませんし、これからはもう一度八冠を目指すことになります。その可能性は十分にあると思いますし、来年以降に向けた新たな楽しみがまた増えたと感じています」とこの先の活躍への期待を述べました。
2024-06-20 15:13:04Z
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