日本医師会は22日、楽天(東京)が今月、法人向けに販売を始めた新型コロナウイルスのPCR検査用の検体を採取するキットについて、「リスクが高い」と懸念を示した。医師らが行うものではないため、検体の採取がうまくいかず、適切な検査結果が得られないなど、混乱をもたらす可能性があるという。
キットは、楽天が出資する遺伝子検査会社の「ジェネシスヘルスケア」(同)が開発した。発熱などの症状がない人が対象となる。利用者は自宅で鼻やのどの粘液を綿棒で採取し、容器に密閉する。同社が回収した後、3日以内に結果がわかるという。
ただ、医療機関による検査ではないため、結果は感染の可能性を示すにとどまり、陽性・陰性の判断は医師の診断が必要となる。楽天の広報担当者は「無症状の感染者が感染を広げている可能性もある。社員を自宅待機にするかなどの判断材料に使える」と話す。
2020-04-22 12:07:00Z
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