肺炎のため19日に都内の病院に緊急入院した元NHKアナウンサーでフリーアナの住吉美紀(47)が、PCR検査の結果、陽性と判定され、新型コロナウイルスに感染していることが22日、分かった。所属事務所がこの日、公式サイトで発表した。住吉は16日に発熱し、その後も高熱が続いたため、電話での問診後、19日早朝に都内の医療機関で受診。CT検査を行った結果、肺炎と診断され、そのまま入院。医師の判断で19日にPCR検査を受け、22日、陽性が確認された。

公式サイトでは「本日、19日のPCR検査の結果、陽性判定となり、新型コロナウイルスの感染が確認されました。今後は医師のご指導のもと、1日も早い回復を目指し、引き続き入院治療に専念してまいります。ファンの皆様、リスナーの皆様よりの暖かいメッセージには、この場を借りまして厚く御礼申し上げます」と記された。

関係者によると、住吉はパーソナリティーを務めるTOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜、午前9時)の16日の放送後に体調の異変を感じ、37度5分の熱あったという。その後も同レベルの熱が続き、18日に39度を超える高熱に。20日以降は連日40度まで上昇しているという。同番組は15日からリモート出演に切り替え、住吉自身も新型コロナウイルスには人一倍に気を配り、用心していたという。16年1月に一般男性と結婚したが、夫には症状はなく、自宅待機をしているという。

同局は15日に40代の男性社員の感染を公表し、20日にも報道情報センターに所属する40代の女性社員の感染を公表していた。

◆住吉美紀(すみよし・みき)1973年(昭48)4月5日、神奈川県生まれ。国際基督教大卒後、96年にNHK入局。「プロフェッショナル仕事の流儀」や07年の紅白歌合戦では総合司会を務めた。11年3月に退局し、フリーに。現在はTOKYO FM「Blue Ocean」に出演。16年1月に一般男性と結婚。趣味は茶道。血液型A。