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Monday, April 13, 2020

中野江古田病院でも集団感染 院内感染、多様なルート - 日本経済新聞

中野江古田病院でも集団感染 院内感染、多様なルート - 日本経済新聞

医療機関での新型コロナウイルスの感染拡大が目立っている。東京都中野区の中野江古田病院では13日までに計92人の感染が確認された。無症状の感染者が少なくないとされる新型コロナでは、感染に気付かないまま病院を訪れた人から様々なルートで感染拡大が始まる恐れがある。院内感染は医療崩壊につながりかねないだけに、防護の徹底が急務になっている。

新型コロナウイルスの感染者が多数確認された中野江古田病院(13日、東京都中野区)

中野江古田病院での大規模感染が明らかになったのは12日。同病院は感染症指定医療機関ではなく、一般病院として新型コロナ患者を受け入れている協力病院でもないが、1日に病院側から症状の出た入院患者について保健所に相談があり、4日に患者ら5人の感染が確認された。

その後医師らへの拡大も判明し、12日に87人もの感染が確認された。感染者だと分かっている人は患者として受け入れていなかったことから、出入りする外来患者や医療スタッフに未知の感染者がいた可能性がある。

医療機関での集団感染は後を絶たない。

永寿総合病院(東京・台東)では13日までに184人の感染が確認された。同病院も指定医療機関や協力病院ではなかった。感染経路は明らかになっていないものの、都内で初期に発生した屋形船のクラスター(感染者集団)の関係者が関わった可能性や、帰国者外来経由で感染が起きた可能性が指摘されている。

永寿総合病院からは慶応大病院(東京・新宿)に患者が転院した。コロナとは無関係の治療での転院だったが、後にコロナ感染が判明し、慶大病院でも研修医らに感染が広がった。感染者と認識されないまま人が移動し、様々なルートで医療機関に感染を広げる事例が頻発している。

国や都道府県は指定医療機関に加え、一般病院にも協力病院になってもらい、重症や中等症の患者に対応する体制構築を急いでいる。

だが院内感染が相次げば、消毒や医師らの隔離などで病院機能に大きな支障が生じ、こうした病床確保戦略が根本から崩れる可能性がある。「院内感染を起こした」との批判や風評被害を恐れ、協力病院として手を挙げることに二の足を踏むケースもあり、医療崩壊を加速させるとの懸念が強い。

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2020-04-13 12:27:17Z
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