横折り、縦折りといったフォルダブルフォンが話題になる中、ケースを装着して2画面化という独自のコンセプトの製品をリリースしているLGが、今度は回転画面のスマートフォンを開発しているとの噂が伝えられています。
韓国メディアのKorea HeraldとETNewsによると、LGが開発しているとされるのは、コードネーム「Wing」と呼ばれる端末。2つの画面が重なっており、6.8インチの上側画面を水平に回転させると、下から4インチのサブディスプレイが現れるというものです。
既存のフォルダブルフォンが、マルチタスクに焦点を合わせているのに対し、Wingはコンテンツの没入感を高めることに焦点を合わせていると言います。サブ画面で別のアプリを利用するのではなく、たとえばメイン画面で写真アプリを起動するとサブ画面では編集機能が有効になったり、動画を視聴する際には関連情報を表示したりといった使い方を想定しているようです。
フィーチャーフォンでも、画面が回転して動画視聴に最適とうたう端末がありましたが、それをスマートフォンで復活させたようなイメージです。
また、ETNewsによれば、先日発表されたLG Velvetと同じく、Snapdragon 7シリーズを搭載した5G対応端末になるとのこと。リアカメラも6400万画素のメインカメラを含むトリプルカメラだとしています。
実際に開発されているのか、単なるコンセプトだけの存在なのかは定かではありませんが、世に出てきたとしても、回転画面やサブ画面を活かせるアプリをどれだけ揃えられるのかといった別の問題も出てきそうです。
なお、Korea Heraldは、LGが横に引くと画面が2倍のサイズになるローラブルスマートフォンを2021年2月のMWCで披露する予定だとも伝えています。ローラブル端末については、TCLがすでにコンセプトを発表ずみですが、LGの端末がどのような形状になるのか気になるところです。
source: ETNews, Korea Herald
2020-05-13 06:52:08Z
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