ソニーのプレイステーション部門ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、自社ゲームスタジオの包括ブランド「PlayStation Studios」を発表しました。
あわせて、今後のPS5やPS4ゲームに使われるオープニングアニメーションも公開しています。△□○✕のアップにネイサンやアーロイやエリーやクレイトスやサックボーイなど自社キャラクターが映り込む、マーベル・スタジオ風のモーションロゴ映像です。
新設された『PlayStation Studios』は、ノーティードッグやポリフォニー・デジタルなどSIE傘下の開発スタジオおよび、SIEが外部スタジオと協業してパブリッシュする場合に使われる包括ブランド。
SIE傘下には『ワンダと巨像』や『パラッパラッパー』など膨大なゲームを送り出してきたJAPANスタジオ、グランツーリスモのポリフォニー・デジタル、アンチャーテッドやラスト・オブ・アスのノーティードッグ、ゴッド・オブ・ウォーのサンタモニカスタジオ、INFAMOUS やゴーストオブツシマのサッカーパンチ、Days Goneのベンドスタジオ、ライアンマークス リベンジミッションのロンドンスタジオ、Dreamsやリトルビッグプラネットのメディアモレキュール、ホライゾンゼロドーンのゲリラ、スパイダーマンのインソムニアックなどなど、多数のゲーム開発スタジオがあります。
各スタジオを統括するのは SIE ワールドワイドスタジオ(WWS) ですが、どちらかというと組織の名前であって、上に並べた人気ゲーム名を挙げても「ああ、WWSのゲームか!」と一般消費者に認知されていたわけではありません。
新設されたPlayStation Studiosブランドは、このワールドワイドスタジオ傘下のスタジオ、もしくはWWSと外部制作会社のコラボレーションで作られたゲームで統一して使われます。つまり、いわゆるソニーのファーストパーティー作品ならばこの「プレイステーションスタジオ」ロゴありで区別できる仕組み。マイクロソフトでいうところの Xbox Game Studios。
プレイステーション向けのゲームでも、サードパーティスタジオのゲームには当然ながら付きません。一方で、プレイステーション以外のプラットフォームに上記のWWS傘下スタジオ制作のゲームがリリースされる場合、PlayStation Studiosロゴが表示されることになります。
PlayStation Studios brand will launch alongside PS5 | GamesIndustry.biz
SIEのグローバルマーケティング担当シニアバイスプレジデント Eric Lempel氏が GI.biz に語ったところによると、新しいPlayStation Studios のロゴが使われるのは、この夏のゴーストオブツシマやPC版ホライゾンゼロドーンのあと、プレイステーション5の発売に近い時期になってからの作品。
オープニングアニメーションも今回発表されたバージョンだけでなく、さまざまなバリエーションを想定しているようです。マーベル映画ではオープニングのMARVELロゴが現れるまで作品によってさまざまな趣向があり、たとえばキャプテン・マーベルでは歴代ヒーローのかわりにアメコミの偉人スタン・リーが映り込む追悼バージョンでした。
プレイステーションのファーストパーティー作品でも、これからはオープニングアニメを使った演出が楽しめるかもしれません。
2020-05-13 02:42:39Z
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