Pages

Thursday, July 2, 2020

開発8年。ナイキが空気力学を取り入れた「溝のあるサッカーボール」を作る - ニコニコニュース

開発8年。ナイキが空気力学を取り入れた「溝のあるサッカーボール」を作る - ニコニコニュース

Image: Nike

サッカーボールに革命が起こるか?

Nike(ナイキ)が8年の開発期間中、1,700時間の試験を経て、空気抵抗を減らし、従来品より正確に狙った場所に蹴られるサッカーボールNike Flight」を生み出しました。

designboomによりますと、その試験にはロボットの脚に蹴らせたりして、溝の形状などの改善を68回も繰り返したのだそうです。

新技術がいっぱい

使われたのはAerowsculpt」という新技術。これで以前に作られた「Merlin」ボールより30%空力に優れ、蹴った球がよりブレずに安定して飛ぶようになりました。

そして従来なら12枚のパネルを縫合していたやり方を、4枚のパネルを融接したことで縫い目が40%減り、強力なシュートを放てる大きなスイート・スポットができた、という説明も添えられています。

Image: Nike

またボールの表面はAll Conditions ControlACC)」技術を使い、ボールが濡れていても変わらぬ感触でプレイができ、3D印刷インクでプリントされた文字や記号などを目印に蹴ることで、目的の場所にボールを飛ばすための微調整に一役買うのだそうです。

正確な軌道は美しく見えるかも

宙を飛ぶボールは少なからず空気抵抗を受け、狙いがズレることがあったりします。ですが、思った場所にパスやシュートを決められるボールは、プレイヤーにとって大きな違いとなって感じられるそうな。見る側としても、球の軌道がもっと美しく見えるのかな? なんて思います。

お値段は160ドル(約1万7,200円)ですが、執筆時は早速売り切れていました。どれほど期待されているかがわかりますね。

Source: Nike via designboom

Let's block ads! (Why?)



2020-07-03 02:00:18Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vbmV3cy5uaWNvdmlkZW8uanAvd2F0Y2gvbnc3NTY0NzEwP25ld3NfcmVmPXRvcF82MNIBAA?oc=5

No comments:

Post a Comment