[沖縄 米軍コロナ禍]
県内の米軍基地で新型コロナウイルス感染者らを隔離する兵舎に、彼らの注文を受けて食事を配達(デリバリー)する基地従業員がいる。多い時は1日約30回。防護服もなく、身を守るのは手袋とマスクだけ。中にいる人と廊下で体が接触することもある。「いつ自分が感染するか分からない。もし、同僚や家族にも感染したら」-。23日、基地従業員の感染が初めて確認された。懸念は現実味を増している。
ある男性従業員は、在日米海兵隊が警戒レベルを引き上げた10日から基地外での飲食が禁止されたためデリバリーの需要が高まり、注文が1・5倍に増えたと語る。「感染リスクを考えたら正直休みたいが、民間のようなコロナ休業補償もないし…」と肩を落とす。
兵舎1階の二つのドアを開けて中に入ると、廊下にテーブルと椅子が置かれ、当直とみられる米兵が座っている。男性は「建物の外でも米兵に受け渡しはできるのに、『中で渡せ』と言われることもある」と打ち明ける。不安で中に入るのを断ったこともあるが、受け入れられなかった。
隔離兵舎の場所は米軍や会社から知らされていないが、基地内の関係者から入手した資料で分かった。兵舎の一部に赤い旗印が描かれ、「HOT SPOT」の文字。新型コロナの陽性者や疑いのある人のいる建物で「立ち入り禁止」と明記されている。
日々、感染の不安を感じながら建物のドアを開ける。(社会部・伊集竜太郎)
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July 24, 2020 at 07:00AM
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「立ち入り禁止」の建物に食事配達「いつ自分が感染するか」 米軍コロナ感染者隔離兵舎で基地従業員 - 沖縄タイムス
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