指差すと0.3秒で翻訳と検索し、画面表示と読み上げまで。
自分が読んでいる本の向こう側に立て、気になる箇所に指を差すだけでGoogleやWikipediaで意味を調べ、同期したスマホにその結果を表示する「Yiida スキャン式電子辞書」。
そのデバイスに、小型ディスプレイとスピーカーが付いた最新モデル「Yiida S1」が作られました。
以前のモデルはディスプレイがなかったので、専用アプリをインストールしたスマホがあることを前提としていました。ですがこの最新型はスマホがなくてもOK。そのまま本体にある画面に結果を表示するようになっています。スピーカーは自動的に単語を発音するようになっており、研究社「新英和中辞典」(第七版)を内蔵しているので、オフラインでの仕様も可能です。
またNEW ATLASいわく、指をスライドさせればその文章全体を選択&検索でき、さらに始点と終点を2本の指で指し示せば、その範囲をスマホにコピーもできてしまいます。
A4用紙2枚分の範囲をスキャン
カメラは13メガピクセルのSONY IMX214イメージセンサーが使われ、フォーカスにかかる時間は0.2秒と超高速です。スキャンできる範囲は、A4用紙2枚分と雑誌にも使え、新聞でも本体を移動させれば範囲内を翻訳できてしまいます。
自分専用の単語帳を作成
専用アプリを使えば、検索された単語でAIが単語帳を作成する機能も持っています。それらは「再学習」、「未熟」、「熟知」と3段階のレベル分けがされるので、苦手な英単語をあとから見直す効率的な学習もできるようになっています。また現在は英文のみの対応ですが、今後はもっと多くの言語に対応してゆくとのことです。
紙に印刷された本を電子書籍化する、画期的なデバイスですよね。外国語の勉強や、受験のお供、海外旅行でメニューの翻訳などにも活躍しそうですし、目の不自由な方々のアシストにもなることでしょう。
※なお、以下の価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Source: Amazon, NEW ATLAS
2020-10-06 10:00:00Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiLGh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMC8xMC95aWlkYS1zMS5odG1s0gEwaHR0cHM6Ly93d3cuZ2l6bW9kby5qcC9hbXAvMjAyMC8xMC95aWlkYS1zMS5odG1s?oc=5
No comments:
Post a Comment