6日に帰還が迫った日本の小惑星探査機「はやぶさ2」。投下されるカプセルが着陸するオーストラリア南部の立ち入り制限区域が、メディアに公開されました。
「ウーメラ砂漠の立ち入り制限区域の中にいます。こちら北西の方向のどこかに『はやぶさ2』が投下するカプセルが着陸するということです」(記者)
6年前に打ち上げられた「はやぶさ2」は、地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」で砂などの物質を採取。それらが入ったカプセルを日本時間の6日未明、オーストラリア南部ウーメラの砂漠に投下する予定です。それに先立ち、4日、立ち入り制限区域の施設やオペレーションルームなどがメディアに公開され、JAXAの担当者らがカプセル回収の準備状況について説明しました。カプセル着陸に地元でも期待が高まっています。
「南オーストラリア州へのポジティブなニュースで、本当に良いことです」(地元テレビ局の記者)
「みんなファイアーボール(火球)が見たい」(豪空軍 ロナルド・デイ准尉)
一方、この日、JAXA宇宙科学研究所の藤本正樹副所長が現地の学校を訪問。「はやぶさ2」のミッションを子どもたちに分かりやすく説明しました。
「惑星のことや小惑星の大きさなどについて学びました」(ウーメラ・エリア・スクールの生徒)
現在、順調に地球に向かっている「はやぶさ2」、天候に恵まれれば、日本時間の6日午前3時前に大気圏に突入したカプセルの火球が見えるということです。
2020-12-04 15:49:58Z
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