[We ACT アクト 3・8国際女性デー]
沖縄県立名護高校フロンティア科3年の比嘉星怜(せいら)さん(18)と當眞友梨さん(18)が3月の卒業を前に、県内41市町村議会の女性議員の割合についてリポートをまとめた。女性議員の割合が平均10・1%と低調なことなどを指摘し、候補者や議席の一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」の導入を提唱した。2人は「多くの世代に現状を伝え、意識を変えたい」と発信の場や方法を模索している。(北部報道部・又吉嘉例)
比嘉さんにはそもそもの疑問があった。「級長や生徒会長って、いつも男子だな」。「伝統」や「ノリ」だけで決まっている気がした。ジェンダー平等の問題に関心を持ち、高校の授業でも「日本に女性首相はいつ生まれるのか」とのテーマを探求した。
2人はいずれも進学先が決まっている。比嘉さんが當眞さんを誘い、2月の3年生の受験休み期間にリポートに取り組んだ。北海道大学名誉教授でエナジック教育福祉財団理事の玉城英彦さんと比嘉さんの祖父が知人という縁で、玉城さんの指導で進めた。
リポートは市町村ホームページから情報収集し、パソコンの表計算ソフトに入力して分析した。...
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