なるべく遠くに飛ばしたいのがドライバーでのティーショット。そのためには「フットワークも非常に大切ですよ」というのはプロゴルファー・大谷奈千代。くわしく話を聞いてみよう。
ドライバーショットでは、ボールを遠くに飛ばしたいですよね！ 男性アマチュアゴルファーのドライバーの平均飛距離はおよそ220ヤード、女性の平均は150ヤードといわれています。野球の飛距離で例えると 164ヤード（150メートル）以上飛べば、場外ホームラン級の大当たり！ そんな体験ができるドライバーの練習はとにかく気持ちがいいものです。ドライバーで上手くボールが当たる日はメジャーリーガーさながらの気分ですよね！
ビッグドライブを狙っていくには、フットワークを上手に使っていく必要があります。バックスウィングで体重を右足の母趾球に乗せ、ダウンスウィングからは左の母趾球に体重をシフトさせていくんです。
飛距離を伸ばすにはフットワークを活用する必要がある
しかし、フットワークを使えていないエネルギーをロスしている方の多くは、バックスウィングのときに右足の母趾球が浮き上がったり、右ひざの向きや角度が変わったりすることで、正しく体重移動をおこなうことができなくなっているのです。
さらに、体のスウェイによってオンプレーン上にスウィングすることができなくなってしまうと、ダウンスウィング以降でバラバラになったクラブの軌道をインパクトで手で合わせにいくため、手打ちにならざるを得なくなってしまいます。バックスウィングで正しい体重移動ができなくなってしまうと、ダウンスウィング以降でのフットワークどころではなくなってしまうのです。
正しいフットワークをステップ打ちで習得しよう！
フットワークを覚えるには、足踏みをしながらリズムよくスウィングすることが効果的です。
このとき重要なのは右足から左足へのフットワークの順番を守ってスウィングをすることです。正しく体を動かす基本の動作の順番を覚えることができると、フットワークを使ってスウィングをすることができるようになります。
リズムよく振るには、バックスウィングでは右足、ダウンスウィングでは左足側に踏み込む動きが重要
反対に、左から右の順番でステップを踏んでスウィングをしてしまうと、ダウンスウィング以降でフットワークを使ってクラブを戻すことができなくなってしまうため、手打ちになってしまいます。
さらに、左から右の順番でフットワークを覚えてしまうと、インパクトでボールをすくい上げてしまうので、ドライバーが飛ばないだけではなく、 9番で打っても7番で打っても飛距離に差が出ない！ なんてことが起こってしまいます。
縄回しの要領で、ステップを踏みながら全身を揺らしてスウィングしてみよう
このフットワークを習得するドリルとしてオススメなのが、ステップ打ち。バックスウィングでは右足を軽く踏み込んでそのフットワークでクラブを持ち上げ、ダウンスウィングでは左足を軽く踏み込んで、そのフットワークで上半身をリードし、クラブをスウィングしていきましょう。実際にボールを打ってもいいですし、素振りでも効果的な練習法です。
イメージとしては、子供のころ遊んだ大波小波の縄回しと同じ要領です。ステップを踏みながら全身で縄を波のように揺らすことで、フットワークを習得することができます！ フットワークの順番を覚えて力強いスウィングを習得しましょう！
からの記事と詳細 ( スウィング中の「フットワーク」が飛ばしに不可欠なのはナゼ？ どうやって身に付ける？ - みんなのゴルフダイジェスト )
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