「楽天４－２日本ハム」（２０日、楽天生命パーク宮城）
脱帽するしかなかった。楽天先発・岸の前に７回わずか３安打。三塁も踏めず無得点に封じられた。日本ハムの新庄ビッグボスは「岸君はいいっすね。ＦＡ、いつ？」と報道陣に逆取材したほどだった。
初回、先頭の松本剛が遊撃内野安打で出塁したが、それ以降は六回２死まで１人の走者も出せなかった。「アウトコースいっぱいの低めの『えー』っていうボール。いいとこに投げるわ～」、「（スピード）ガンはそうでもないけど、初速と終速が変わらないんでしょうね」と絶賛の嵐だった。
敗戦の中で収穫は最終回に２点を奪ったこと。「１点取ったら成長だねって話をしていて、２点。いやこれは、勝ちに等しいぐらいの、俺の中では。これは素晴らしい」と粘りを見せた選手たちも評価した。
敗軍の将とは思えぬ明るい試合後会見。その最後には岸が今季、２年契約２年目と聞いて「おーっ」と声を挙げる。「岸君…」と小声でつぶやき、メモするジェスチャーをしながら締めくくった。
からの記事と詳細 ( 新庄ビッグボス 岸に絶賛の嵐「ＦＡ、いつ？」 ７回わずか３安打に封じられ脱帽 - デイリースポーツ )
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