兵庫県伊丹市交通局は、利用者が乗りたいバスの混雑度や接近情報をインターネット上で配信する「いたみバスナビ」の試験運用を始めた。バスに取り付けたセンサーで数十秒ごとに更新される仕組みで、5月から本格導入する。(久保田麻依子)
「いたみバスナビ」では、出発地と目的地のバス停や地図などを検索すると、車内の混雑状況とバス停への接近情報が案内される。車載されたGPS機能を活用して数十秒間隔で最新情報を更新。英語、中国語、韓国語にも対応している。
混雑情報では、市バスの全93台にカメラセンサーを取り付けており、1台約75人の定員に対し「空(す)いています」「やや混雑」「混雑」の3段階を人型の記号で表示する。
接近情報では、バス停の乗り場案内やバスが到着する時間、乗り換え方法などを地図や表で見ることができる。バス停の時刻表近くにQRコードを掲載し、スマートフォンで読み取るとそのバス停への接近具合が即座に分かる。
市交通局によると、新型コロナウイルスの外出自粛やテレワーク普及などの影響を受けて、バスの利用者数はコロナ禍前より2割以上減少しているという。
担当者は「普段バスに乗らない人たちにも使い勝手の良さを実感してもらい利用者増につなげていきたい」と呼び掛けている。
伊丹市交通局TEL072・781・3751
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