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Monday, May 30, 2022

2022年参院選の日程はいつ? 誰がどう決める - 読売新聞オンライン

 今年の参院選は「6月22日公示、7月10日投開票」の日程で行う方向で政府・与党が調整しています。正式には、首相や大臣が集まった「閣議」で決まります。

 閣議は、原則として、毎週火曜日と金曜日の朝に総理官邸の閣議室で(国会開会中は国会議事堂で)開かれています。急を要するときは日時にかかわらず「臨時閣議」も開かれます。次の参院選の日程については、近く閣議で決まります。

 ちなみに、前回2019年の参院選(7月4日公示、21日投開票)は6月26日に、前々回の16年(6月22日公示、7月10日投開票)は、6月2日に閣議決定されました。

 そもそも参院選をいつ行うかについて、公職選挙法では、32条1項で「議員の任期が終わる日の前30日以内に行う」、同条2項では、1項の期日が参議院開会中又は参議院閉会の日から23日以内になる場合は「参議院閉会の日から24日以後30日以内に行う」となっています。どちらの規定も選挙が議員活動に影響することを避ける意味があります。

 今回の改選議員(参院選は3年ごとに半数を改選する)の任期満了日は7月25日。32条1項では、投票日は6月25日から7月24日の間となります。ただ、参議院の閉会日が6月15日なので、今回の参院選では2項が適用され、7月9日から15日の間に行います。その間の唯一の日曜日である7月10日が投・開票日になるわけです。

 同じ32条の3項は、選挙の公示日について「少なくとも17日前までに公示しなければならない」とあり、選挙期間を通例の17日間にした場合、公示日は6月23日になります。ただ、そうすると沖縄の「慰霊の日」と重なります。沖縄にとってこの日は、毎年式典を開いて平和を祈る大切な日で、「公示になじまない」との考えから1日前倒しされる見通しです。「少なくとも」とあるので、選挙期間を延ばすことは可能です。(デジタル編集部・大森亜紀)

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