Appleが光ファイバーを用いた独自の画面内Touch IDの特許を取得したことが明らかになった。
これは米特許商標庁が告示したもので、超音波を用いた既存の画面内指紋認証とは異なり、ディスプレイの背後に光ファイバーを用いることで、より高精度な指紋認証が行えることが特徴。現在、iPhoneやiPadに採用されているTouch IDはホームボタン内蔵型と電源ボタン内蔵型の2種類があるが、画面内に組み込んでいる他社に遅れを取っている状況だった。今春、Face IDがマスクありでのロック解除に対応したことで、Appleは画面内Touch IDはあきらめたのではとの憶測も飛び交っていただけに、今回の特許取得は朗報と言える。もっとも、実現性は不透明で、この件を報じた「Patently Apple」では「部品不足がAppleを苦しめている現在、さらにiPhoneの出荷を滞らせる可能性のある機能をAppleが導入する時期ではないだろう」とコメントしている。
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