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Wednesday, April 26, 2023

インターンシップってなんのため?いつ応募すればいいの?|NHK ... - nhk.or.jp

「そもそもインターンってなんのため?」「いつ応募すればいいの?」これから就活を本格的に始める25年卒のみなさんの中にはこんなギモンを抱いている人もいるんじゃないでしょうか。先輩たちのデータからインターンシップの現状を確認していきましょう。

いつ応募?いつ参加?

年々、上昇傾向にあるインターンシップへの参加率。24年卒の学生を対象にことし3月に行った調査では、実に9割以上の学生が、インターンシップや仕事体験を経験していたことがわかります。

リクルートの資料をもとに作成

そして、気になる応募の時期について。下の折れ線グラフを見てもらっても分かるように、夏に開催されるインターンシップに向けて、3年生の6月に初めて応募をしたという人が最も多くなっています。

リクルートの資料をもとに作成

また、「4月以前」との回答が15.2%にのぼっていて、一定数の学生が自分の将来のキャリアについて、早い段階から意識し始めていることが伺えます。

そして、実際に参加していた時期はというと、8月・9月の夏休みの時期が最も高くなっています。

ただ、企業によってインターンを実施する時期や期間はさまざまです。気になる企業についてはあらかじめスケジュールを確認しておきましょう。

何のために参加?

次に、インターンに応募した理由から、参加する目的やその意義について考えていきます。

以下は、応募のきっかけについて尋ねた結果です。

インターン・1day仕事体験に応募したきっかけ(複数回答/上位5項目を抜粋

「業種理解を深めたい」…78.5%
「社風や職場の雰囲気を見たい」…48.6%
「採用選考に有利に働くと考えた」…46.4%
「企業のことをより深く理解できる」…45.5%
「まわりが応募しているから」…37.3%

就活は、自分のやりたい仕事、自分とあう会社を見つける場。興味のある業界や企業についての理解を深めることを目的に、参加していた人が多いようです。

そして「採用選考に有利になると考えた」との回答も半数近くに。

実際、インターンシップを経由して早期選考へと進むケースもありますが、その反面、自分のやりたいことがはっきりしないまま、どんどん選考だけが進んでいってしまうおそれもあります。

まだ自分の興味や関心がはっきりしない段階では、幅広く業界や企業を研究し、視野を広げていくことを意識していくことがオススメです。

どう使い分ける?

インターンシップや仕事体験と一口に言っても、実施期間はさまざま。短期間で終わるプログラムと長期間にわたるプログラム、どちらに参加すれば良いかはその目的から選ぶと、高い満足度を得られる傾向があるようです。

〇短期間のインターンシップ(1day 仕事体験など)

メリット・・・オンライン開催も多く気軽に参加できるものが多い。幅広く業界や企業について知りたい時に有効。

デメリット・・・就業体験までできるものは少なく、実際の社風や職場の雰囲気まではわかりづらい。

〇長期間のインターンシップ(5日以上のもの)

メリット・・・就業体験の機会が多く、自分がその仕事に向いているかどうか見極めやすい。また、社内の雰囲気など、職場環境についてもわかりやすく、期間が長ければ長いほど、会社とのコミュニケーションも密になっていく。

デメリット・・・実際に職場へ行く手間や、時間の確保などが必要。多くの会社で体験することは難しいため、興味のある業界や仕事がある程度固まった段階で参加するのが良いかも。

最後に、リクルート就職みらい研究所 栗田貴祥所長からアドバイスをもらいました。

リクルート就職みらい研究所 栗田所長

自分の視野を広げるという意味でも、ちょっとでも自分のアンテナに引っかかった会社は、一度、短期間のプログラムを受けてみることをおススメします。

その中で「いいかも!」と思えた会社の長期間インターンに参加することができれば、社風などが自分にあっているかの見極めもしやすいと思います。

企業側も期間や内容の異なるさまざまなプログラムを用意しているので、自分の目的をはっきりさせた上でうまく使い分けていきましょう。

調査対象:2024年卒業予定の大学生・大学院生
調査期間:2023年3月18日~3月23日
有効回答:1174人

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