この言葉を覚えている人は、どれくらいいるだろうか。「143試合のうちの40試合目までは小手調べみたいなもの。(それまでに)2023年型の戦い方をつかんでいって、残り100試合ぐらいからが勝負」。開幕直前、王会長が優勝への道筋を明かした言葉だ。
その“節目”とも言える今季40戦目。チーム最年長の和田が5回を1失点に抑えると、その後は自慢の救援陣で逃げ切りに成功。これぞ「23年型」とも言える勝ち方でチームは3連勝を飾った。
一方、こちらの「23年型」は現状失敗と捉えられても仕方ないのが助っ人外国人打者の働きだ。来日2年目のガルビス、新助っ人のアストゥディーヨはともに0本塁打。開幕から40戦も経過して助っ人外国人に本塁打がないのは、12球団でホークスだけだ。同じく新助っ人のホーキンスに至っては1軍昇格すらない。
もちろん、一発が全てではないが、それでも助っ人外国人がここまで0本塁打というのはやはり寂しい。今月8日に新加入したばかりの日本ハム・ハンソンが、この日の初回に来日11打席目で初本塁打(先制弾)を放った姿を見せられると、その思いはさらに募った。
そんな窮状を打開すべく、球団は昨季まで在籍したデスパイネの再獲得に動く。ある意味、補強面の失敗を意味するが、なりふり構っていられないということだろう。 (石田泰隆)
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