「青汁王子」こと実業家・三崎優太氏(34)が12日までに自身のツイッターを更新。公益財団法人の埼玉県公園緑地協会が指定管理している県営水上公園で開催予定だった水着撮影会が急きょ、相次いで中止になった問題について言及した。
水着撮影会は10、11日、24、25日に川越市の川越水上公園と越谷市のしらこばと水上公園で複数の団体が開催し、モデルやグラビアアイドルが多数、参加する予定だったが、市民から「ポーズが過激だ」などと苦情があったほか、共産党県議団も「性の商品化」「未成年も参加」などを理由に「県有施設を貸し出すべきではない」とし、撮影会の中止や基準の見直しを県に要望していた。一部の主催者は9日、「会場側からイベント中止の要請を受けました。事前準備を進めている中での突然の要請でしたので、本日再度協議を行いましたが、現況を鑑みて誠に遺憾ではありますが、中止の判断とさせて頂きました」と発表。中止決定が直前になったことで、参加者やファンだけでなく、注文を受けていた弁当店なども経済的損失を訴えるなど、混乱が起こっている。
三崎氏は「プールでの水着撮影会が軒並み中止された件、もっともらしい理由をつけてるけど準備してきた運営側や関係者、撮影会という大事な仕事を失った人のことは一切考えられてない」と指摘し、「自分たちの『正義』を押し通すことしか頭にないんだろうけど、せめて適切な補償はすべき」と私見をつづった。
この問題について、埼玉県の大野元裕知事は11日に更新したツイッターで「しらこばと公園では昨年12月に詳細な許可条件を定めました」とした上で、イベントを行う事業者が過去に条件違反をしていたことから「『6月の開催中止を求めることと、今後の水着撮影会は全て中止を申し入れること』の報告がありました」などと経緯説明。一方、明確な許可条件のない施設で、他の施設の条件を当てはめて中止することや、条件策定後に違反が認められないのに中止とすることは適切でないとし「6月に開催予定のなかった加須はなさき公園を含めた県営3プールのルールや今後の水着撮影会の開催の在り方等については意見も募りながら、専門家を交えた検討を協会に依頼しました。多くの方からもこの件について意見等を頂いておりますが、埼玉県、公園緑地協会として特定の政治団体等の意見に左右された事実はございません」としている。
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2023-06-12 00:48:19Z
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