東京都では、少子化対策として2023年度から18歳以下の子どもを対象に毎月5000円の給付金が支給されます。申請手続きの受け付けが始まるのは来月中(9月)で、今年度分は、
来年1月にまとめて支給されます。申請がない場合、給付はされません。
「本当にもらえるの?」と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
受け付けが始まる前に制度の概要や申請手続きの方法などについてまとめました。
支給の対象は?
少子化対策として東京都が「018サポート」と呼んでいるこの取り組みは、その名前のとおり、0歳から18歳までの子どもが対象です。世帯の所得による制限はありません。
対象年齢の子どもが毎月1日に住民票の登録が都内にあった場合、その月の分として5000円が支給されます。
例えば、世帯に対象年齢の子どもが3人いた場合、支給額は1か月あたり1万5000円となります。対象の子どもが18歳になった年度の3月まで支給されます。
手続きは何が必要?
支給を受けるには、必ず、申請が必要になります。
<申請方法>
専用のホームページや書類の郵送で
※原則、ホームページでの申請をお願いしたいということですが、郵送で申請する場合は電話で申請書を取り寄せる必要があります。
<必要書類>
申請には支給を受ける子どもとその保護者などの年齢や住所を証明する
「マイナンバーカード」「住民票」「健康保険証」の写しなどのいずれか
※ホームページから申請する場合、こうした証明書を撮影するなどしてデータ化して添付する必要があります。
※ホームページのURLが記された案内文をそれぞれの世帯に郵送するなど、周知する予定です。
手続きが遅れたらもらえない?
申請期限はまだ決まっていませんがある程度の期間が設けられる見通しです。
その期間を過ぎた場合、最初の支給が来年1月から遅れるということです。ただ、その後申請すればさかのぼって都内に住民票があった期間分、支給されるように調整しているということです。
手続き相談に乗るコールセンターも
手続きをスムーズに進めてもらうために都はことし6月から専用のコールセンターを設置して問い合わせに応じています。
018サポート給付金コールセンター
電話番号:03-5321-1111
(平日 午前9時~午後5時45分まで・9月1日以降は電話番号が変更される予定)
※郵送での申請に必要な申請書もこちらの番号から取り寄せることができるようにする予定だということです。
そもそもなぜ始まったの?
都は、全国と比べ子どもの教育費の平均が1世帯あたり月におよそ8000円上回っているとして、その差額を埋めようと始めたのがこの取り組みです。
申請方式にしたのは、給付条件を満たしているかどうか厳格に審査するためだということです。
都の担当者
「申請ができなくて支給を受けられなかったという世帯が生まれないように困った時は、コールセンターを活用してほしい」
都の「子ども対象の給付金」については、今後も随時取材しお伝えしていきます。
からの記事と詳細 ( 月5000円「子ども対象の給付金」いつもらえる?手続きは?都の担当者 ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/KR8L59X
No comments:
Post a Comment