今オフのメジャーで最大の注目を集める「大谷争奪戦」が、いよいよ本格的にスタートした。エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手(29)とエ軍の独占交渉期間は米東部時間6日午後5時(日本時間7日午前7時)に終了。全30球団との交渉が解禁された。史上最高額の総額5億ドル(約750億円)とも見込まれるマネー合戦か、それとも大谷独特の価値観で選択するのか-。世界中が見つめる、激動のオフが始まった。

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◆大谷の今後の予定(日付は日本時間) 8~10日がGM会議。10日はシルバースラッガー賞発表。15日はクオリファイング・オファーを提示された選手の回答期限。15~17日はオーナー会議(アーリントン)。各球団のオーナーが大谷獲得に動くか否か、意向を明かす可能性もある。17日がMVP発表。12月4~7日は、大物FA選手の動向が決まることが多いウインターミーティング(ナッシュビル)。