女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は21日、第3話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。
第3話は「謎の男」。まひろ(吉高由里子)は自分のせいで放免(検非違使庁の下級役人)に捕らえられた藤原道長(柄本佑)を心配。しかし、父の藤原為時(岸谷五朗)から謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。右大臣の父・藤原兼家(段田安則)の指示に従い、道長の次兄・藤原道兼(玉置玲央)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていく。政権掌握へ二の手を打ちたい兼家はライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込む…という展開。
道兼の上司・藤原実資(秋山竜次)は不審に思い、陪膳の女房たちを取り調べ、帝の食事を検分した。道兼は父に報告。兼家は「あいつ(実資)はお上の信頼も厚いゆえ、いずれ味方にしておかねばならんな。そのつもりでよく仕えておけ」「その女を抱いたのか?当分、大切にしておくことだ。おまえに守られておると思えば、口は割らぬ。一族の命運は、おまえに懸かっておる」と告げた。
帝の邪気払いを終えた安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)は「背負われたお荷物が重すぎますゆえ、一番重いお荷物を降ろされたらよろしいのではと、先ほど奏上つかまつりました」と報告。兼家が「追って褒美を遣わす」と立ち去ると、晴明はニヤリと笑った。
円融天皇は兼家を信用していない。しかし、兼家の娘・藤原詮子(吉田羊)との間の皇子・懐仁親王(石塚陸翔)を次の東宮(皇太子)にしたいという点においては、利害は一致していた。
実資は女房たちから「いけ好かない」「私たちを疑うなんて」「無礼極まりないわ」などの囁き。「内侍所の検分は、私の勘違いであったやもしれぬ。お上は次第に回復されておる。毒を盛られておいでなら、もっとどんどんお悪くなるはず。私の早とちりであった」と落ち込んだ。
「女房たちの憤りも、ただならぬ。これから、やりにくくなるなあ」と嘆くと、道兼は「頭中将様は、筋の通ったお方。私はどこまでも付いてまいります」。実資は「あ、そう」と得も言われぬ表情でつぶやいた。
お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次が大河初出演ながら、またも存在感。SNS上には「女房(女子社員)達の陰口にへこたれる頭の中将(中間管理職)くん」「実資様、真面目に仕事してるだけなのになぁ おいたわしや」「あそ…笑笑」「サラリーマンぽくていい」「実資意外にメンタル豆腐」などの声が上がった。
次回は第4話「五節の舞姫」(1月28日)が放送される。
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2024-01-21 11:45:00Z
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