いよいよゴールデンウィークが始まります。今年も各地で高速道路がの混雑が予想されますが、高速道路各社が公開している情報をもとに渋滞の傾向をみていきましょう。
今年(2024年)のゴールデンウィークは4月27日(土)~4月29日(月)の前半と、5月3日(金)~5月6日(月)までの後半に分かれています。5月5日のこどもの日が日曜日であることから、6日は振替休日です。渋滞の傾向も前半と後半でわかれていて、前半は比較的渋滞が少ないものの、後半は非常に長い渋滞が予測されており、最も混雑が予想される日は、下り方面が5月3日、上り方面が5月5日です。
渋滞の全体的な傾向としては、下り方面が午前中を中心に発生し、5月3日(金)、4日(土)がピーク。上り方面は夕方を中心に発生し、5月4日(土)、5日(日)がピークとされています。渋滞発生回数は下り方面が165回、上りが221回と、帰宅車両が集中する上りのほうが混雑する予測です。上りのピークである4日、5日を過ぎると、連休最終日の6日は比較的空いているため、可能であれば混雑を避けて移動したいところです。
なお、祝日・休日の通行料金を3割引にする「休日割引」は、ゴールデンウィークは対象外です。
NEXCO東日本
NEXCO東日本の管内で特に長い渋滞は、下り方面が5月3日8時頃、東北自動車道羽生PA付近で最大40km。5月3日8時頃、関越自動車道高坂SA付近で最大30km、5月3日9時頃、関越自動車道藤岡JCT付近で最大30km。5月4日8時頃、羽生PA付近で最大35kmです。
上り方面は5月4日18時頃、関越自動車道高坂SA付近で最大35km、5月5日18時頃、関越自動車道高坂SA付近で最大40km、5月5日17時頃、東北自動車道加須IC付近で最大30kmなどとなっています。
NEXCO中日本
NEXCO中日本の管内で特に長い渋滞は、下りが5月3日6時頃、東名高速道路秦野中井インターチェンジ付近で最大45km、5月3日7時頃、伊勢原湾岸道弥富木曽岬インターチェンジ付近で最大30km。中央道相模湖インターチェンジ付近は特に激しい渋滞が予測され、5月2日の22時に最大30km、3日6時に最大45km、4日6時に最大45kmと予測されています。
上り方面は、4月29日16時頃、中央道小仏トンネル付近で最大30km、5月3日9時頃、東名高速道路岡崎インターチェンジ付近で最大30km、5月5日15時頃、東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジ付近で最大30km、5月5日16時頃、中央道小仏トンネル付近で最大30kmなどとなっています。
NEXCO西日本
NEXCO西日本の管内で特に長い渋滞は、下りが4月28日9時頃、九州自動車道鳥栖JCT付近で最大25km、5月3日9時頃、九州自動車道筑紫野IC付近で最大30kmと予測されています。
上りは、名神高速道路大津IC付近で5月3日9時頃に最大35km、同5月4日9時頃に最大25km。5月5日17時頃、九州自動車道広川IC付近で最大25kmとなっています。
首都高速道路
首都高速道路でもゴールデンウィークは混雑が予想されます。主に混雑が予測されているのは、連休後半の5月3日ですが、ゴールデンウィーク前の4月25日、26日、5月2日なども業務交通等の集中で混雑が予測されています。
また、湾岸線においては、羽田空港へ向かうクルマなどで川崎浮島ジャンクションを先頭とする激しい渋滞が予想されています。首都高速道路では、東京方面から羽田空港を利用する場合は、1号羽田線 空港西出口の利用を推奨しています。
気になる天気は?
昨年はゴールデンウィーク中の天候が優れず雨が多かったため、予測よりも少ない渋滞発生数でした。今年も残念ながら雨の予報がチラホラと入っています。
日本気象協会が4月23日に発表した、ゴールデンウィークの天気予報によると、4月28日~5月1日までは九州~関東甲信で度々雨が降る予報で、特に南側の地域ほど雨が降りやすい傾向です。北海道や東北では晴れの日が多い予報となっています。5月2日以降は全国的に晴れの地域が多く、行楽日和となる予報です。
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