有名リーカーEvleaksことEvan Blass氏は、Sonyの次期旗艦スマートフォン「Xperia 1 VI (エクスペリアワン マークシックス)」の商業用レンダリング画像をリークしました。
それによると、やはりXperia 1 VIはベイパーチャンバーによる冷却機構を搭載していることがわかります。Xperia 1 Vでは搭載を断念していただけに、Xperiaとしては悲願です。
動画の録画やゲームプレイを長時間行うと発熱によって機能的にまたは実質的に動作が制限されがちであることが、Xperia 1シリーズの最大の課題でしたが、この克服に挑戦してくる可能性が高そうです。
この情報は海外サイトMSPowerUserの独占リークを追認するもの。Evan Blass氏は元Pocketnow、Engadgetなどの媒体で編集者を歴任、リーカーの中では最も信憑性が高いと言っても過言でない人物であり、ベイパーチャンバー搭載が改めて確認された形と言えます。
ベイパーチャンバーは内部の冷却液でSoC等の熱源を冷やし、熱で気化することで広がり、離れた場所で液体に戻って還流する仕組みの冷却機構。ハイエンドスマートフォンでは搭載例が広がっており、ようやくXperiaもこれに追随することになります。
特にハイエンドだからといって必ず搭載していなければならないわけでもありませんが、これまで「ゲーミング性能を謳っていたのに……」という部分ではあったので、利用者にとっても嬉しいでしょう。まさか「Gaming Gear Xperia Stream」を買って常用している利用者ばかりでもなかったでしょうし。
なお電池容量は5000mAh。無線充電や、TWS等への無線逆充電にも対応します。
加えてカメラはExmor T for mobileで、レンズ構成は超広角16mm、広角は24mm-48mm(おそらく48mmはリモザイク)、望遠は85-170mmの三眼となっています。
このほか音響仕様も明らかとなっています。やはりフロントステレオスピーカーで、3.5mmイヤホンジャックやハイレゾ、360 REALITY AUDIOなどに対応します。
基本的には先行のMSPowerUserのリーク情報がほぼ正しかったことを裏付ける内容にもなっています。
— Evan Blass (@evleaks) May 4, 2024
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2024-05-05 01:44:00Z
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