パドレスにトレードで移籍したダルビッシュ有投手(34)は、“武士”があるべき姿にまで到達していた。ダルビッシュは11日、ツイッターで自身が出演したテレビ朝日系のニュース番組「報道ステーション」の松岡修造さんによるインタビュー動画のアドレスを添付し、リツイート。動画では、聖子夫人の兄で2018年に41歳で死去した格闘家・山本“KID”徳郁さんに触れ、「いつ死ぬか分からないので。いまベストを生きなきゃいけないし、残してあげないといけないな、というのはずっとある」と語った。
「残してあげないといけない」というのは、家族に対する自らのありのままの姿だという。ダルビッシュはユーチューブなどで積極的に自らを表に出しているが、「もし、僕が死んでも(動画が)残っていれば、それを見れば、お父さんはこういう感じの人だったんだって分かる。しかも、全部好きなことしゃべってるから、このまんまの人だって分かるじゃないですか」と明かした。
武士道とは死ぬこととみつけたり―。佐賀・鍋島藩士の山本常朝が著した『葉隠(はがくれ)』では、この句の後に、毎朝毎晩、死んだ身になれれば、武道は自由を得、ご奉公も全うできるとある。そこまでの境地に達しているダルビッシュに余人が追い付くのは、並大抵ではないはずだ。
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