高校年代の注目株など、新人選手獲得のために行われる会議「プロ野球ドラフト会議」の2022シーズンが10月に開催される。
本記事では、2022年プロ野球ドラフト会議の日程、放送・配信予定、ルール・仕組みについて紹介する。
プロ野球ドラフト会議2022はいつ開催?
2022年の新人選手選択会議『プロ野球ドラフト会議』は、2022年10月20日(木)午後5時00分に開催される。
大正製薬株式会社の協賛は2013年から10年連続。正式名称は『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』となる。
プロ野球ドラフト会議2022の放送・配信予定
プロ野球ドラフト会議2022は、地上波は『TBS系列』が中継するほか、ネット配信でも『Paravi』など複数局が配信予定だ。
放送・配信局によっては育成枠指名終了まで中継しない場合があるので注意が必要だ。
放送・配信 | 時間 | 内容 | テレビ | スマホ |
---|---|---|---|---|
TBS系列 | 16:50~ | 1巡目のみ | ◯ | × |
Paravi | 16:55~ | 1巡目指名〜育成枠指名終了まで | ◯ [Fire TV対応] |
◯ |
スカイA | 16:30~ | 1巡目指名〜育成枠指名終了まで | ◯ [衛星放送] |
× |
Sports Bull | 16:55~ | 1巡目指名〜育成枠指名終了まで | × | ◯ |
※放送・配信予定は変更の可能性あり
※DAZNでの配信はなし
Paraviなら注目の1巡目から育成枠の指名終了まで全部視聴可能
プロ野球ドラフト会議2022は、ネット動画配信サービス『Paravi』でもライブ配信される。
Paraviではドラフト会議を各球団の1巡目指名から、育成枠の指名終了まで完全ライブ配信。月額料金は1,017円(税込)だが、ドラフト会議以外にも、様々なジャンルの映画やドラマ、スポーツなどが定額見放題で楽しむことができる。(※一部対象外)
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プロ野球ドラフト会議2022の注目選手
【高校生】
浅野翔吾(高松商)
今夏の甲子園での3本のホームランが記憶に新しいスラッガー。走塁や守備の面でも高い評価を得ており、巨人が1位指名を公表している。
山田陽翔(近江)
エースで4番、キャプテンとして甲子園ではセンバツで準優勝、夏はベスト4にチームを導いた高校No.1ピッチャー。将来性のあるピッチャーが欲しい球団がどの順位で指名するか、注目される。
【大学生】
矢澤宏太(日本体育大)
「大学球界の二刀流選手」として、投打ともに高い評価を受ける。投手としては最速152キロのストレートと、スライダーやカーブといった変化球で三振を奪う本格派左腕。打者としては、長打力もあり足も速い、と3拍子そろったタイプ。複数球団からの1位指名が予想されている。
蛭間拓哉(早稲田大)
左のスラッガーとして大学通算12本塁打。足の速さも評価されている。即戦力のパワーヒッターとしてこちらも上位での指名は確実。
【社会人】
吉村貢司郎(東芝)
最速153キロの本格派右腕だが、昨年は無念の指名漏れ。その悔しさを跳ね返すように、一年でさらにピッチャーとしてレベルアップ。即戦力のとして高い評価を得ており、今年は1位指名の可能性も十分。
プロ野球ドラフト会議の仕組み・ルール
ドラフト会議で指名できる選手は?
高校生、大学生はプロ志望届を提出している選手のみ指名可能となる。また、「日本の学校に在籍したことがある」「日本のプロ野球に在籍経験がない」「高校生の場合は来年3月卒業見込み、大学生の場合は4年間在学していること」が条件となる。
なお、社会人野球の場合は、中学・高校卒業の選手は3年間、それ以外は2年間在籍しないとドラフト指名は不可。独立リーグは制限がなく、在籍1年目から指名可能となっている。
指名方法
ドラフト会議は、1巡目指名のみ入札が行われる。複数球団にて指名選手が重複した場合は抽選で交渉権を争うことになる。セ・パ全12球団の1巡目指名選手が確定次第、順に2巡目へと移行していく。2巡目は球団順位の逆順によるウェーバー方式を採用。3巡目からは逆ウェーバー方式となり、これを指名終了まで繰り返す。4巡目以降もウェーバーと逆ウェーバーを繰り返し行い、すべての球団が選択終了を宣言するか、全体で指名選手が120人に到達するまで指名を続ける。
2022年ウェーバー方式の順番は?
パ6位(日本ハム)→セ6位(中日)→パ5位(ロッテ)→セ5位(広島)→パ4位(楽天)→セ4位(巨人)→パ3位(西武)→セ3位(阪神)→パ2位(ソフトバンク)→セ2位(DeNA)→パ1位(オリックス)→セ1位(ヤクルト)
2022年逆ウェーバー方式の順番は?
セ1位(ヤクルト)→パ1位(オリックス)→セ2位(DeNA)→パ2位(ソフトバンク)→セ3位(阪神)→パ3位(西武)→セ4位(巨人)→パ4位(楽天)→セ5位(広島)→パ5位(ロッテ)→セ6位(中日)→パ6位(日本ハム)
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