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Friday, February 2, 2024

Core Ultra搭載のMSI製ポータブルゲーミングPC「Claw」が国内発売へ - PC Watch

Core Ultra搭載のMSI製ポータブルゲーミングPC「Claw」が国内発売へ - PC Watch

MSI Claw

 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は2日、都内で記者説明会を開催し、この中でCES 2024のタイミングで発表されたポータブルゲーミングPC「Claw」を始め、発表予定/発表済みの新製品について解説した。

 Clawは、先立って発売されたASUSの「ROG Ally」やレノボの「Legion Go」に続く、大手PCメーカーによるポータブルゲーミングPCの第3弾。日本での発売は現時点では「(2024年)年内」としたものの、詳細時期や価格は未定だ。

 ポータブルゲーミングPCについて、ROG AllyもLegion GoもRyzen Z1 Extremeを採用しているが、ClawはIntel Arcを内包するCore Ultraを搭載するのが最大の特徴で、競合より高い性能を実現すると謳い、その性能はエントリー向けゲーミングPCに搭載されるGeForce RTX 2050以上だという。

 また、同社のゲーミングPCらしくRGBライティング「Mystic Light」にも対応しており、ジョイスティック周囲に加え、アクションボタン部も光るのが特徴となっている。背面にはマクロキーボタンを備える。インターフェイスとして、Thunderbolt 4のほか、microSDカードスロット、指紋センサー付き電源ボタンなどを搭載する。

 同社のゲーミングノートには「MSI Center」と呼ばれるシステムソフトウェアがプリインストールされているが、Clawでは専用のUIを備えた「MSI Center M」を搭載。Steamといったさまざまなゲームプラットフォームへのアクセス、ゲームのクイック起動、システム設定へのクイックアクセスが可能となっている。ジョイスティックでマウスポインタを動かす「Desktop Mode」も利用できる。

 冷却にもこだわっており、左右に分散させるデュアルファン構造となっている。ファンは本体後部だけでなく、プロセッサの上部なども流れるようになっており、排気面積を増やす工夫などを行なうことで、長時間ゲームプレイ時の発熱を抑えたとしている。さらに、バッテリは53Whと大容量で、JEITA 3.0に基づく計測で動画再生時最大7時間、アイドル時8時間。ゲームプレイ時でも2時間の駆動を実現している。

 周辺機器として、ポーチやガラス保護フィルム、ストラップをセットにした「アクセサリーパック」を用意するほか、USB Type-C接続のドッキングステーションも用意する予定があり、有線LANやHDMI出力などが可能になるとした。

 製品ラインナップとしては、Core Ultra 7 155H/1TB SSD搭載の上位モデルと、Core Ultra 5 135H/512GB SSDを搭載した下位モデルを用意する。いずれも仕様は共通で、メモリ16GB(LPDDR5)、1,920×1,080ドット/120Hz/タッチ対応7型液晶ディスプレイを備える。このほか、Wi-Fi 7/Bluetooth 5.4に対応する。本体サイズは294×117×21.2mm、重量は675g。

MSI Clawの主な仕様

軽さではなく速さ重視のビジネスPCやゲーミングノートも多数投入へ

 このほか発表会では、軽さではなく速さを重視し、メモリも換装可能なビジネス向けノート「Modern 14」シリーズ、18型液晶で最大192GBのメモリを搭載できるゲーミングノート「Titan 18 HX 14V」、Core Ultraを搭載したクリエイター向けの薄型ノート「Prestige 16 AI」、同社最軽量となるゲーミングノート「Cyborg 14」シリーズなども紹介された。

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2024-02-02 04:58:19Z
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