そろそろ東京でも少しは涼しさを感じてよさそうな季節だが、今年はなかなかそうならない。
朝の出社時は、既にかなりの高温。駅まで十数分を歩くのもおっくうで、しかも到着したころには、もう汗で化粧も崩れている。何の道具も使わずに高速移動できたらどんなに楽かと、マンガのようなことを考えながら職場に向かう。
ところが自然界には、それをやってのける生き物がいるらしい。羽も脚も持たない「線虫」だ。虫の名がつくものの昆虫とは異なる「線形動物門」に属し、体長は約1ミリなので肉眼ではほぼ見えない。
「本当に飛ぶんですよ」
佐藤勝彦・北海道大電子科学研究所准教授が、線虫の一種「C・エレガンス」を高速カメラで撮影した動画を見せてくれた。しっぽを下に…
からの記事と詳細 ( 24色のペン:線虫はどうやって「飛んだ」のか=大場あい(くらし科学環境部) - 毎日新聞 )
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