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Saturday, August 1, 2020

これはゲーマー向けのMacBook Proだ:Razer Blade 15 Advanced - ギズモード・ジャパン

これはゲーマー向けのMacBook Proだ:Razer Blade 15 Advanced - ギズモード・ジャパン

まさにブランド製品。

ゲーミングプロダクトで着実に地位を高めるRazerから登場した、ド本命のゲーミングラップトップ「Razer Blade 15 Advanced」。その完成度は、まさに期待を裏切らない内容のようです。Sam Rutherfordによるレビューをどうぞ!


何年もの間、私はRazer Blade 15こそがゲーマーのためのMacBook Proに近い製品となりうると信じてきました。どちらも控えめでミニマルなデザイン、そして優れた品質を実現していますが、Razer Blade 15ではキーごとのRGB照明や豊富なポートが用意されます。

そして2020年モデルでは、CPUやGPUがリフレッシュされてスペックアップ。さらに進化した冷却システムや300Hzディスプレイも選択可能です。安くはありませんが、もっとも完成度の高いゲーミングラップトップのうちの1つです。

ここでは先に、悪い点から触れておきしょう。Razer Blade 15のBaseエディションは1600ドル(約17万円)で、第10世代Core i7プロセッサに16GBのRAM、256GBのSSD、Nvidia GTX 1660 グラフィックス、15.6インチ/144Hzの液晶ディスプレイを搭載しています。

一方Razer Blade 15 Advancedは2600ドル(約27万円)からですが、手元の3000ドル(約32万円)の構成では300HzディスプレイにRTX 2080 Super Max-Qグラフィックス、それに内蔵SDカードリーダーやより良い冷却システムなどを手に入れることができます。

Razer Blade 15 Advanced

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Sam Rutherford/Gizmodo

これはなに?:プレミアムな15インチゲーミングラップトップ
価格:1600ドルから(試用マシンは3000ドル)
いいところ:素晴らしいクオリティとパフォーマンス、数多くの外部ポート、キーボードごとに設定できるRGBバックライト、豊富なディスプレイオプション
だめなところ:高い、特にAdvancedモデルが。少々発熱が気になる。付属電源ケーブルの品質も? AMD製のCPU/GPUオプションがない

一般的なゲーミングマシンとして、Blade 15は非常に正しい選択肢です。MacBookにも似ている美しいオールアルミ製の本体、大きなタッチパッド、数多くのポートを備えています。また、本体は非常に頑丈に感じられます。本体の一部は薄くて少し歪むような気もしますが、タイピングにはほとんど影響しません。

本体左側には2個のUSB 3.2 Type-Aポート、USB 3.2 Type-Cポート、イヤホンジャックを備えています。右側にはHDMIポート、USB 3.2 Type-Aポート、Thunderbolt 3ポート、フルサイズのSDカードリーダーを搭載。ドングルを持ち運ぶ必要はありません。

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Sam Rutherford/Gizmodo

先述のように、Advancedモデルのキーボードはそれぞれのキーで個別のRGB発色が設定可能。キーは軽いものの、十分な反発力を感じられます。

レビューマシンはCore i7-10875H CPU、16GBのRAM、1TBのSSD、2080 Super Max-Qグラフィックスを搭載。MSIがGS 66 StealthでやったようにCore i 9プロセッサを搭載しようとしている可能性は別として、これは基本的に薄くて軽いゲーミングラップトップとしては最上級のもので、また300Hzディスプレイをフルに活用したい人には必要なスペックです。

たとえば『Shadow of the Tomb Raider』では、最上級のグラフィックス設定かつフルHD解像度の場合にRazer Blade 15 Advancedは102fpsを叩き出しました。これは、GS 66 Stealthの99fpsを上回りますが、300Hzディスプレイを活用するには不十分です。また『Far Cry 5』でも、Razer Blade 15 Advancedは平均100fpsと、GS 66 Stealthの96fpsを上回りました。

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Sam Rutherford/Gizmodo

一方で『オーバーウォッチ』のような軽めのゲームでは、フルHD解像度で275fpsを実現。設定を調整することで、安定して300fpsを出すことができました。このわずかな差が、ゲームの勝敗を分けることもあるでしょう。

300Hzの液晶ディスプレイは有機ELディスプレイほどは鮮やかでないものの、反射を防止するマットコーティング、sRGB 100%カバーの色域など、十分な機能を備えています。なお最大輝度は333ニットで400ニットにとどかず、本体価格には見合っていない気がします。

別の懸念は、ファンの位置を原因とする本体底面の加熱です。正直、膝の上に置いてゲームをするのは快適ではありませんでした。一方でバッテリーの持ちは米ギズモードの動画テストで5時間58分と、かなり良い成績でした。

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Sam Rutherford/Gizmodo

私が若い頃、Blade 15 Advancedはまさに夢のマシンでした。高い完成度にスペック、RGB照明にネオングリーンのロゴ…しかし3000ドルという価格は、正直購入をためらわせるのも事実です。もしその価値が見いだせれば、購入という決断もアリでしょう。

まとめ

  • Windows Helloによる顔認証ログインをサポートするも、指紋認証センサーはなし
  • Razerのマットブラックフィニッシュは美しいけど、指紋が付きやすい
  • 背面のUSB-Cポートは電源供給のみ
  • Blade Advancedでは300Hzディスプレイ、あるいはより明るい4K解像度/60Hzの有機ELディスプレイが選択可能

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2020-08-02 03:00:00Z
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