世界中で待たれている新型コロナウイルスのワクチンだが、準備が整う時期について政治家、製薬会社、規制当局によって見方はまちまちだ。「ワクチンの準備が整う」とは何を意味するのか、誰が対象なのかにより、答えは違ってくるからだ。 新型コロナワクチンの準備はいつできる? 英オックスフォード大ジェンナー研究所のヒル所長「9月までに100万回分が製造できるかも」 米ハーバード大医科大学院バルーフ教授 「2021年初めに緊急使用許可が出るかも」 WHOのテドロス事務局長 「現時点で特効薬はないし、できないかもしれない」 政治家、製薬会社、規制当局は、ワクチンが早急に必要との見方では一致。ただ、彼らの見通しはまちまちだ。「準備完了」の意味は人によって異なるからだ。 今後の見通しをつける上で最初のハードルとなるのは、当然、1「有効なワクチンの開発」だ。 世界で6社以上の製薬会社が臨床試験を実施中。今年中にワクチンの効き目と安全性が判明するとの予想も。 英国のアストラゼネカ社は最も楽観的早ければ8月に、ワクチンが完成する可能性があるという。 臨床試験では、さまざまな人種での潜在的副作用を調べる必要がある。 専門家の中には、早期完成を疑問視する人もいる。ロシアでは2カ月未満の臨床試験で規制当局がワクチンを認可。最終的な第3相試験はまだで、認可は早すぎるとの懸念がある。 次のステップは 2「注射薬の製造」。 ワクチンが認可されたらすぐに製造を開始できるよう、生産能力を拡充している製薬会社もある。米国では、迅速なワクチン提供のため「ワープ・スピード作戦」が実行中だ。 米アレルギー感染症研究所のファウチ所長によると、2021年初頭には「数千万回」の接種が可能になるかも。 「だがメーカーは、2021年内に数億、10億回分のワクチンが利用できると言っている」 これは、トランプ大統領の楽観的見通しとは対照的だ。 記者「11月3日頃にワクチンの準備ができると言ったが本当か」 トランプ米大統領「私は楽観的だ。おそらくその頃になるだろう」 だが、詳細は不明だ。 認可され、生産が進んでも、3「接種時期には差がある」。 感染リスクの高い人や、豊かな国の「エッセンシャルワーカー」は早期に投与される可能性は高い。反面、発展途上国の人々は待ち時間が長くなる見込みだ。
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August 14, 2020 at 01:57PM
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